2006.5.4更新 東海自然歩道ぶらり一人歩き
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(本線ルート6) 76.菰釣山・畦ヶ丸 平野〜大滝橋
平野〜大滝橋 24Km 9.5時間 44,360歩
平野7:30〜高指山8:20〜大棚の頭分岐 9:20〜もみの木の頭10:20〜菰釣山11:25〜
城ヶ尾山12:55〜モロクボ沢の頭14:15〜14:35畦ヶ丸避難小屋14:55〜大滝橋上15:25〜大滝橋16:50
<交通> (往) 千里中央20:56 〜 21:30梅田21:45 〜7:00山中湖(高速バス8500円)〜平野(タクシー2090円)
(復)大滝橋17:12(富士急湘南バス1100円)〜18:15新松田18:22(小田急210円)〜18:40小田原
小田原18:37(こだま)〜20:45名古屋20:57〜新大阪21:45(新幹線・自由席11760円)〜千里中央22:15


   雷雨や時雨の中、丹沢第一幕縦走ウォーキングを満喫した。


雨に煙るモロクボ沢の頭



ゴールデンウィークに入った。時間的に余裕のあるこの期間になんとか難関の丹沢越えをクリアしたいと考え、4月頭に山中湖まで到達した。まずは、第一弾、菰釣山〜畦ヶ丸越えにチャレンジすることに。

早朝出発で、日も長い5月となれば踏破も可能と考え、夜行高速バスを利用し山中湖へ朝7時到着。タクシーで平野まで奮発して時間を稼ぎ、まずは高指山を目指した。平野のコンビニでお握り3個買い足し、近くの自販機でお茶のペットボトルを買って、平野を出発。
東梅田から富士吉田行き近鉄高速バスに 山中湖バス停到着(7:00)
今回の出発地 平野交差点(7:30) ペンション村の中を歩く

前回チェックしていたテニスコートの横の道を入り、のどかな田舎道を歩く。一旦車道に出てから再び田舎道を歩き、別荘の横の登山道に入った。

霧のせいか小雨が降っているようで、空気全体が湿っていた。さほど寒さも感じず歩いていてちょうどよい感じだ。高指山の麓まではゆるやかな坂道が続いていたが、麓からはいっきに山頂めざして急なのぼり坂がつづき、15分ほどで山頂に到着した。
まだ桜も満開 テニスコート脇の指導標
前方にそびえる高指山 高指山山頂に到着(8:20)

山頂のベンチで雨に備えてザックカバーとレインウェア、傘をとりだした。あたりは一面霧がかかっていたが、雨が降り出すのは時間の問題のようだった。

先を急ぐと、やがてパノラマの景色が開けた富士岬平に着く。あいにく空は曇って富士山は見えず、山中湖畔が霧の中にかすんで見える程度。このあたりから遠雷が聞こえ始め、だんだんと雨と雷の音が大きくなってきた。9:20あっさり、大棚の頭分岐点に到着。
晴れていれば山中湖と富士山のパノラマ 富士岬平を通過(8:40)
急坂にある鎖場 大棚の頭への分岐点(9:20)

雨も降り始めたが5キロ先の菰釣山避難小屋まではなんとか行けるだろう、と考え、先を進む。だんだん雨脚が強くなりはじめ、稲光と雷の音も近づいていた。片手で傘を差し、ストック2本を右手で持ち、アップダウンの繰り返す山道をひたすら前に進む。

石保土山、西沢の頭、もみの木の頭あたりまでが雨も雷もすごかったが、油沢の頭あたりからだんだん雨が止んできていつのまにか雷も聞こえなくなった。ブナの丸に着いた頃には雨もあがり薄っすらと空が明るくなってきた。
もみの木の頭を通過(10:21) 油沢の頭1310mを通過(10:38)
雨の中をひたすら歩く ブナの丸を通過(11:00)

やがて菰釣山目前の登り口の尾根にでた。右手方向に視野が開け、遥か眼下の山並にところどころ霧がかかって幻想的な景色だ。その向こうに富士山の裾野が見えるが、残念ながら雲のためその全貌を見ることができない。晴れていたらさぞかし絶景だろう。何度もカメラを写す余裕もあり、11:25そのまま山頂に到着。

山頂ではカメラを写してすぐに避難小屋目指して下る。200m先に避難小屋ありの立て札からもかなり遠く感じながら11:55到着。小屋には毛布もありそれなりに泊まることができるが、電気がなく僅かに窓からの光があるだけで暗い。入口を開けて入る光で軽い昼食をとる。先を急ぐためそそくさと出発した。
晴れていれば富士山の絶景が 菰釣山1370mに到着(11:25)
菰釣山避難小屋で休憩(11:55) ぶなざわノ頭を通過(12:13)

次は城ヶ尾峠までの3.8Kmを目標に進む。大棚の頭から菰釣山まで5Km以上あったのでそれよりも短いので気楽に考え先を急ぐ。しばらくは平坦な尾根道が続き、距離を稼ぐが、ブナ沢の頭、中の丸とそれなりに登り坂をのぼりだしたころ、再び雨が降りだした。

やがてアップダウンの連続となり、雨に濡れながらも、ようやく城ヶ尾山へ到着、すこし進み、13:00城ヶ尾峠に到着。予定どおりのペースを保ってなんとかここまできたが、あたりは薄暗く霧もたちこめ、雨も止むこともなくしとしと降っている。ここで道志村善の木へエスケープするかどうか思案のしどころだったが、最悪、避難小屋泊も覚悟のうえ、畦ヶ丸を目指し強行することに。
城ヶ尾山1199mを通過(12:57) 道志村へのエスケープを思案
城ヶ尾峠1160mに到着(13:00) 大界本山1246mを通過(13:30)

しばらくは快適な尾根道が続き、20分ほどで大界木山に到着。その後はモロクボの頭をめざしひたすら雨のなか、アップダウンを休み休み進む。なかば強行を後悔しながらもとにかく先に進むしかない。

モロクボの沢の手前のかなりきつい登りに差し掛かったところで、レインウェアを着たハイカーに出合い、もうあと少しで畦ヶ丸避難小屋でその後はバス停まで下るのみ、と教えられ俄然元気がでてきた。モロクボの沢から避難小屋までの600mがかなりきつかったが、降りしきる雨の中、14:35なんとか小屋に到着した。
モロクボ沢の頭に到着(14:15) 雨宿りで立ち寄った畦ヶ丸避難小屋

小屋にはいると先客が1名、泊まる準備をしていた。こちらはゴールが見えてきたこともあり、避難小屋泊のために残していた食料を平らげ、早々に雨の中を出発した。

大滝橋上まで1.7Km30分弱で下る。このペースだと17時すぎのバスに乗れそうだ。途中、川にでたところでコースアウトしそうになったが注意深くあたりをチェックし、なんとか迷わずに川に沿って下る。その後は川を何度も渡ったり並行に河原を歩いたりの連続で下り、一軒屋避難小屋へ到着。あとゴールまで2.9Kmだ。   
大滝橋上で左折する 川沿いの道なき道を歩く
一軒屋避難小屋に到着(16:00) 疲れた足腰でこわごわ歩いた木の通路

このあともひたすら川に沿って下ることになるが、すでに薄暗くなりだしたので先を急ぐ。天候がよければさぞかし気持ちのいいコースだろうと思いながらひたすら進むとようやくアスファルトの林道にでた。あと少しだ。山々の木々が雨に生き生きとよみがえったように見えた。新緑の美しい森をあとに、新道のトンネルが見えてきた。

ほとんど車も通らない道路にぽつんとバス停があった。幸い雨も上がってきた。元気があれば箒杉まで歩こうかとも思ったが足も重たく、ようやく到着した安堵感もあって、今回はここで終点とするときめて帰り支度をはじめた。
雨に洗われた新緑が美しい 林道出口にある親切な案内板
新道のトンネルを抜けると箒杉 今回のゴール 大滝橋バス停

いつのまにか気温が低くなっていきて吐く息が白い。荷物の整理をしていたら丁度バスの時刻になった。少し遅れて小田急・新松田行きのバスが到着。無事本日中に帰えることができたことの喜びをかみ締めながら新松田へと向った。

途中再び雨が降り出していたが、疲れのせいか、眠りについていた。1時間ほどバスに揺られて終点、新松田に到着。平日の夕方らしく高校生や帰宅を急ぐ人で賑わう駅だった。小田原まで15分ほど電車に揺られ、小田原から新幹線に乗換え帰路を急いだ。
あこがれの小田急に乗る とうとう小田原まで来た

折からの伊豆半島沖地震のためJRの列車が遅れていたことが幸いして、1本早いこだま号に乗ることができたが、GWのせいで結構混んでいた。なんとか熱海から席をゲットし、名古屋でのぞみに乗換え新大阪まで帰り着いた。

何度も計画しては実行に移せずに来た丹沢越え第一幕をようやく終えることができた。次回の丹沢越え第二幕をクリアすると踏破のゴールも目前となる。次回は、好天に期待したいと思う。

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