2004.10.3更新 東海自然歩道ぶらり一人歩き
 Home | 本線ルート4 | Back | Next 本線ルート1 | 山野辺ルート| 本線ルート2−3 | 鉄道 | 掲示板 
(本線ルート4) 42.小津渓谷・妙法ヶ岳 東津汲〜横蔵寺〜谷汲山
東津汲〜横蔵寺〜谷汲山 18Km 6.5時間 32,727歩
東津汲9:20〜小津橋10:05〜下辻峠11:20〜妙法ヶ岳15:00〜華厳寺15:50〜谷汲山16:10
<交通>(往)千里中央5:26(320円)〜新大阪6:05(新幹線のぞみ自由席1380円)〜京都6:18〜米原
  〜大垣(*)8:20〜揖斐8:05(近鉄370円)〜東津汲9:20(名阪近鉄バス640円)
  (復)谷汲山16:36(名阪近鉄バス250円)〜樽見鉄道谷汲山口駅〜大垣16:21(近鉄370円)〜
大垣18:04(*)〜新大阪20:10(320円)〜千里中央20:40
(*)鉄道の日記念JR乗り放題きっぷ9180円利用


今回は小津渓谷から下辻峠を越え、横蔵寺から妙法ヶ岳667mを谷汲山までの20Km弱で、渓谷美と峠越え、アップダウンのある尾根歩きに名刹横蔵寺、華厳寺の拝観を含むバラエティ豊かなコース。


雨にけむる里山風景(久瀬村小津)


10月にはいった。10月1日は東海道新幹線40周年記念で、イベントが開催され、鉄道記念日の乗り放題切符(青春18切符の小型版で3日間有効で9180円)が発売されると知り、これを利用するプランを練った。
土曜日のみ運行の近鉄揖斐駅8:48発東津汲行きのバスに間に合うよう、新大阪6:00初発の「のぞみ」で京都まで、京都からは乗り放題切符を使って、大垣まで向う。

5時に家をでて、6時に出発した新幹線が京都に近づくころにようやく東の空が赤くなってきたが、あいにくどんよりとした曇りだった。
京都まで「のぞみ」を利用 揖斐駅前にはすでにバスが待っていた

東津汲行きバスは、終点まで乗客は私一人だった。9:20に終点、東津汲へ到着したときには、小雨が降りはじめていたため、傘をさしての出発となった。

小津渓谷を流れる高知(たかち)川は先日の台風の影響で恐ろしいくらいの勢いで豪快に流れ、その音が響き渡っていた。左右にそびえる山は中腹あたりからところどころ霧で覆われており、朝とはいえ薄暗く、不気味な雰囲気をかもし出していた。
水位が高かった高知(たかち)川 霧でおおわれた小津渓谷

道路はゆるやかなのぼり坂だが、ほとんど車は通らず。しばらくいくとトンネルにでたが、自然歩道はトンネルを通らず渓谷沿いの細い道を迂回し、再びトンネルの出口で合流した。

トンネルを迂回する 迂回出口付近の指導標

さらに進むとようやく集落がでてきた。ここが小津集落だった。集落の中心まで進み、小津橋で道路と別れて、下辻峠をめざす。気温は低かったが、歩いてきたぬくもりで汗をかいていたので、トラックが止まっていた小屋で休憩がてら雨宿りし、シャツを1枚脱ぐことにした。ついでにバナナでエネルギー補給し、すぐに出発した。
豪快に流れる渓流 小津橋で下辻峠へ向う

急なのぼり坂のあとはのどかな田舎道が続き、たんたんと進む。やがて砂防ダムが見えてきたところに休憩所があったので、小休止。このあたりから雨があがり、傘を片付ける。アンパンでエネルギー補給し、すぐに出発した。やがてアスファルト道は山へカーブし、草がはえた地道の登り坂となり、山道へと続いていく。
砂防ダム横の休憩所にて ようやく雨も上がる

「登山・ハイキングのみなさんへ」の立て札があり、いよいよ本格的なのぼりが続く。地面は湿って、ところどころ水溜りになっている。いかにもヤマヒルがいそうなところだと思いながら、足元を確認すると、すでに靴下のところに何匹かへばりついていた。なるべく立ち止まらないようにしながら、何度も足元をチェックしながら登ったため、疲れてしまった。30分ほどで車が1台通れるくらいの林道にでた。どうやらここが下辻峠らしい。立ったまま休憩し、すぐに下りはじめた。
これから本格的な峠越えに 下辻峠(林道出合い)

峠から30分くらで集落のはずれにでた。川沿いにだんだんと広くなって車が通れる道になり、集落の中心へと向っていく。12時のサイレンを聞きながら、横蔵寺(よこくらてら)へと向う。

横蔵寺は予想以上に広く、三重の塔や本堂、観音堂などが点在し、めざすミイラは舎利堂にあった。拝観料200円払い中に入ったが、薄暗いガラスケースの中に閉じ込められていて、余計に不気味だった。
のどかな田園風景 ミイラで有名な横蔵寺
横蔵寺の広い境内をゆく いこいの森へ続く散策路に到着

自動販売機でお茶の補給と昼食をとり、ミイラの舎利堂の横の階段から妙法ヶ岳へと向った。いこいの森の散策路「壮年コース」を選び、急なのぼりをあえぎながら登ると40分くらいで、林道にでた。

林道にあったベンチでしばし休憩し、反対方向(小海)から下ってきたおじさんに先の道を確認し、しゃくなげ平へと向った。
20分くらいで霧のなかのしゃくなげ平の休憩所に到着。ここからが、尾根伝いのアップダウンのはじまりだ。
霧のしゃくなげ平 横蔵寺〜華厳寺コースの中間点

手作りの小さなコース案内の現在位置とメッセージに励まされながら、先を進んだ。ゆるい下りはスピードアップし、登りは一歩一歩ゆっくり進むペースを繰り返し、ようやく中間点に。さらに進むと鉄塔がでてきて、あとわずかという標識に。そしてとうとう妙法ヶ岳へ到着した。
手製のコース案内に励まされ 鉄塔下に到着
妙法ヶ岳に到着 下りに気をつけてのガイド

自然歩道平坦な道の途中に三角点があった。ここからは一気に華厳寺まで下りとなる。楽しい下りと思いきや、とにかく急な階段やがれた石がごろごろした道が延々と続く。途中からは鉄製の手すりがあらわれ、滑らないよう、恐る恐る下るという個所が続く。華厳寺まであと1.5Kmと標識がでてもいっこうに山の中から出る気配なく、延々と激しい下り坂が続く。

ようやく華厳寺と自然歩道の本線との分岐点にでたが、ここから華厳寺本堂の裏に下るのにさらに崖のような道が続き、ようやく本堂の裏手にでた。階段を下っていくと華厳寺の境内にでることができたが、すでに16時になっていた。
本線と華厳寺分岐点 案内板のゴール地点(この後さらに下りが続く)
谷汲山・華厳寺本堂前 揖斐行、黒野行、谷汲口行のバスが並ぶ

軽く参拝したあと、石畳の門前の通りを下り、かなり下ったところにようやくバス停の待合所があった。バスを待つ間に残った食料を平らげ、濡れたシャツを着替えて帰り支度を整えた。16:36の小型バスで約8分で樽見鉄道谷汲口駅へ。
樽見鉄道のレールバス ローカルな無人駅だった

谷汲口からは、樽見鉄道のレールバスで約45分かけて大垣へ。大垣に着く頃にはすっかり夜のとばりがおりていた。いつものように米原で新快速に乗換え、帰路についた。

 Home | 本線ルート4 | Back | Next 本線ルート1 | 山野辺ルート| 本線ルート2−3 | 鉄道 | 掲示板 
東海自然歩道ぶらり一人歩き>>本線ルート4>>42.小津渓谷・妙法ヶ岳