2004.7.10更新 東海自然歩道ぶらり一人歩き
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(本線ルート3) 36.川原越 川原〜美濃津屋
川原〜川原峠〜美濃津屋 15Km 4.6時間 27,416歩
翠明院口11:20 〜 川原11:55 〜 13:40 林道出合い 〜 14:35 川原峠15:00 〜 美濃津屋16:00
<交通>(往)千里中央6:06〜 難波6:39(390円)〜 桑名9:06(近鉄乗車券1500円+特急券1560円)
西桑名9:22〜 阿下喜10:21(三岐鉄道460円)〜 翠明院口11:20(三重交通バス520円)
(復)美濃津屋16:09〜 桑名16:46〜 難波18:56(乗車券1500円+特急券1560円)〜 千里中央(390円)


7月にはいった。前回のリベンジを果たすべく、中5日で土曜日にでかけることにした。ところが、川原へむかうバスは8時台の次は12時台しかない。前回カメラで写してきたバス時刻表と地図を調べた結果、川原バス停から2Kmくらいのところに行くバスが11:00に阿下喜駅前を出発することがわかり、6時前に家を出た。


川原峠より濃尾平野を望む 三重県と岐阜県の県境



車窓風景も覚えてしまった近鉄特急で伊勢中川で乗換え桑名へ、桑名からは三岐鉄道北勢線に乗換え、クーラーのない電車に揺られること1時間で終点の阿下喜(あげき)へ着いた。
10時20分すぎに阿下喜駅へ到着したころには、体全体、熱がこもったように暑く、電車に乗っていただけにもかかわらずバテ気味だった。ここで農業公園行きのバスを約40分待つ。待っている間に、早くも昼用に買ったおにぎりを2コ食べてしまった。しかたなく、近くにあるボーリング場跡のスーパーに立ち寄り、非常食や冷たいお茶を買い込むことにした。
阿下喜駅のホームに到着したカラフルな電車 小型の三重交通バスに乗り換える
前回の終点・川原へむかう県道 川村農村公園から中里湖を展望する

ここで50分三重交通の農業公園行きバスを待ち、ようやく乗客4名をのせた小型のバスが出発し、どの停留所からも誰も乗ってこないまま約20分ほどで翠明院口へ到着した。自宅をでてからすでに5時間が経過していた。

バスを降りると太陽がじりじりと照りつけていた。あらかじめ準備していた詳細地図をたよりに、川原めざして歩き始めた。

ほとんど車が通らない立派な車道を緩やかにのぼっていき、高台にある川原農村公園の展望台から中里貯水池や藤原岳をカメラにおさめ、小休止し、その後だらだらと下っていくと川原の集落へ到着した。
前回の終点 川原バス停 川原越への分岐点
田切川を渡り、坂をのぼる いよいよ山の中へ入る

前回1時間半まったバス停の横をとおり東海自然歩道へ合流したころ、ちょうど村のサイレンが12時をつげた。東林寺へ向かう橋の上で前回同様自動シャッターでカメラにむかい、いよいよ山道へ入る。

今回はヤマヒルやマムシのでるところを通るため、虫よけスプレーを準備し、さらに長袖のシャツで完全防備して山へ入った。山の中は太陽の日差しはないものの気温が高く、しかも階段や登り坂が延々と続いており、10分もたつと汗が噴出してバテ気味となった。

何度も休憩しながら一歩一歩ゆっくりしたペースであえぎながら進んだ。やがて尾根づたいの道にでて一息つくが、ふたたび階段ののぼりが続いた。
木組みの階段の登りが続く ようやく空が開けて頂上近くに到着
休憩所で一休み 林道まで下りが続く

1時間半ほどでようやく登りが終わり、林道が見えてきて、頂上とおぼしき屋根のある休憩所へたどりついた。

休憩所からは遠くに鮮やかな緑の山々が間近に展望でき、これまでの疲れを癒してくれた。おにぎりを食べて一息いれ、川原峠めざして進むことにした。   
  
下りの連続で谷まで下る 車が通れる登奈井尾林道にでた

ここからは一変して下りの連続で、谷までくだり、車が通れる登奈井尾林道にでた。林道は緩やかに登っているものの、これまでと違ってはるかに歩きやすく、適当に木陰もあって快適だった。

やがて川原峠へむかう山道へと分岐し、再び山の中へ入った。標識では0.7Kmとなっていた。適度に登っている山道をすすみ、標識であと0.2Kmとなったところで道を見失い、山の斜面を適当に登ったが、これ以上進めないので引き返したところ、自然歩道の階段に出た。

多少時間をロスしたものの階段の上り詰めるとやや狭い広場のようなところに出た。ここが川原峠だった。ここから岐阜県という標識があり、下り斜面の向こうに濃尾平野が開けて見えた。
川原峠へむかう山道へ分岐 やや狭い広場にでた ここが川原峠
峠の向こうは濃尾平野が広がる 道標に登山日誌が備え付けられていた

峠は適度に風が吹いて涼しかった。登山日誌がおかれており、日付と住所名前、コメントを書いた。7月1日からは誰も書いていなかった。

ほとんど地元の住所が続いていたが、中には東京や大阪から来ている人もいた。道標などをカメラにおさめ、さて、ここからの下りが問題の、マムシやヤマヒルの生息地で足元注意の下りである。
ふたたび長袖のシャツと虫除けスプレーで完全防備し、カメラも地図もすべてリュックにしまっていざとなってすぐに動ける体勢でおそるおそる草で覆われた下り坂を降りることにした。
マムシ・ヒル注意の立て札 ようやく養老コースとの分岐点

草で覆われた下りはすぐに終わり、石ころがごろごろしたがれたくだり道が続いた。しかも踏み固められていない土で足をとられたり、非常に急な階段が延々と続いた。何度か足をすべらしてしりもちをついたり、すべりそうになったりしながら、しかもマムシやヤマヒルに出くわさないか細心の注意をして急ぎ足ですすんだ。

一体どこまで降りるのかと思うくらいこの下り坂は延々と続いた。40分ほど下りつづけるとようやく階段がなくなり緩やかなくだり坂となり、道標があらわれた。ここが養老と美濃津屋との分岐点だった。美濃津屋駅まで1.5Kmとなっていた。あと15分くらいで今回の目的地へ到着できるかと思うと安堵し、長袖シャツを脱ぎ、ヤマヒルの被害がなかったことを確認して残りの道を進んだ。

やがて山道がおわり団地の横の林道にでて、さらに進み、車の激しい県道を横断して、住宅地の細い道を駅へとむかった。
美濃津屋駅も無人駅だった 近鉄養老線で桑名行きに乗る

4時すぎに無人駅である美濃津屋駅へ到着した。きれいなトイレがあり、水道で顔をあらい軽く頭を水で冷やしたり、帰りの電車用にTシャツに着替えたりして、電車を待った。

予定していた16:09の桑名行きに乗ることができた。桑名までは約40分、朝の三岐鉄道とは大違いでガンガンにクーラーが効いた車両が快適に進んだ。

桑名駅に到着すると向かいのホームに難波行き近鉄特急が待っていて、特急券を買う暇もなく乗り込むと同時にドアがしまり、滑り出した。難波へは18:57に到着し、20時前には帰宅することができた。

涼しい季節ならたいした距離でなく、1回で踏破できるコースでも、真夏になると体力が消耗して思うように進まないことを身をもって体験した西藤原〜川原越だった。

ようやく三重県制覇し、岐阜県へと突入した。当面の目標である関ヶ原まではあと1−2回となった。

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